ニュースで取り上げられるアビガンやレムデシビルとはなんなのか?

どうも、Kazukiです

少し前宮藤官九郎さんがコロナに感染したというニュースがでました
衝撃的なニュースでした
森三中の黒沢さん、石田純一さんなど有名人の感染者が少しずつ増えてきましたね
しかし本日、宮藤官九郎さんがアビガンの服用で症状が改善されたと報じられました
喜ばしいニュースですね!

さて、今回はその治療薬として挙げられているアビガン、これから活躍するかもであるレムデシビルについて書きたいと思います

アビガン
今年の3月に抗インフルエンザ薬として承認された、ファビピラブルとも呼ばれる薬です


こちらの薬はエボラ出血熱やマールブルグ病にも効果があるのでは注目されていました
しかしこの薬は承認されているとは言え、日本政府が在庫の管理をしているため医療機関の判断で自由に処方できないんです

ちなみにアビガンは専門用語でRNAポリメラーゼ阻害薬と言われます
このRNAは簡単に言うとウィルスの形だと思ってください


そしてRNAを複製させない≒RNAウィルスを増殖させない薬とお考えください
実は元々の治療対象であるインフルエンザウィルスもコロナウィルスも一本鎖のRNAウィルスなので同じような効果が出ると期待されているのです

レムデシビル
こちらの薬、まだ症例報告レベルのお話で、ちゃんと他の治療薬や自然経過などと比較されたわけではありません


しかし現在、Covid19の中等度と重度の患者を対象に臨床試験を実施したようです
結果としてはレムデシビルを投与された患者のほとんどで症状が回復し、一週間以内に退院したと報じられています


このレムデシビルはエボラ出血熱を対象に開発を進めていたもので、アビガンと同じようにRNAウィルスの増殖を阻害する薬となります


ですがまだどこにも承認がされていないのですが、現段階は承認申請前の最終段階に近い位置だそうです
なので遠くない未来で承認され使用できるようになるのではないかと思っています


今回は短いですがこれで以上になります
また気になることやシェアしたいことがありましたら書きますので
ぜひ目を通すだけでもしていただけたら幸いです